BAD GASTEIN
ヨーロッパ大陸のど真ん中、アルプス山脈を滑る
バドガシュタイン in オーストリア
 
 
機上から
シベリア低地を上空から見たところです。
氷以外は何もありません。太陽は水平線のすぐ上のところを左から右へと横に移動します。
電子式のコンパスはくるくると不安定で使い物になりませんでした。 夜はなくてずっと薄らぼんやりです。ここは北極圏です。
もうちょっと飛び、ウラル山脈を越えたらヨーロッパです。



  
オーストリアバドガシュタイン
ヨーロッパの中央に位置します。
ウィーンから古城の街ザルツブルクへ乗り
フランス 〜 スイス 〜 オーストリア へと延びる
継ぎ、そこからまたバスで約2時間。
アルプス山脈が国土を貫く山岳の国です。
忽然と姿を顕す豪壮な建物ばかりの温泉保
 
地です。
 
山から山へのスキーサーカスを楽しめます。
 
 
 
 
 
バドガシュタインのゲレンデで
ゲレンデはオープンスロープ、林間コースなど、変化に富んだレイアウトが用意されています。
そして、なんと言ってもパウダーの宝庫。その上、約9キロのロング滑走はおおいに楽しみです。
 
 
 
   
ホテル・エリザベスパークの窓外(1) カジノ会館
宿泊するホテルは四つ星の「エリザベスパーク」です。 正面の建物が「カジノ会館」です。豪壮なドアでちょっと
町の中心に位置し、カジノ会館が目の前です。インド 入れません…。今回も同行のKさんは時々行くとか。ひと
アプール、サウナ、ソラリウムやスチームバスなど、 りで行ってセコセコはると少し勝つけど、ひとかたまりに
温泉保養地と云われるバドカシュタインならではの施 なって行くと見栄を張るので大負けする… とのことです。

設があり、由緒ある古式豊かなホテルです。

あちこちにシシー(エリザベート)の写真が … 。  
 
 
   
ホテル・エリザベスパークの窓外(2) ホテルの廊下
良さそうな雰囲気ですね。 エリザベスパークの廊下です。ここには絵画がいっぱい
  吊るされています。
 
 
 
 
 
   
ホテルからの夜景 広大なゲレンデ
日本と違って華やかで夢があります。
たくさんのゲレンデがつながっていてとてもとても広いのです。
綺麗です。
今となっては、どこが、どこだか … 。
   
   
雪質もいいのです レストランもとっても立派
寒いといけないと心配してひと昔前のダウンジャケットと
スキー場のレストランも、日本のみたいにチープでなく立派です。
686の暖かパンツです。スキーだかスノボだか判らない
いい雰囲気で、ゴージャスなスキーリゾートを堪能できます。
格好ですね。
 
   
   
 
食ってやる
足許を見て下さい。良さそうな雪でしょう?
食ってやりたくなるでしょ。
   
   
 
   
シュランドミンク
「シュワちゃん」のふるさと
滑降王ヘルマンマイヤーの彫像
バドガシュタインからクルマで約1時間のところですが、私たち
マイヤーさん随分ずんぐりした感じですね。
は当然山から山へのスキー移動で到達します。
滑降はやはり体重が重要な要素だと思いました。
いかにもヨーロッパらしい景色です。あちらに下りてランチです。
 
シュワルツネッガーはここで生まれ育ち、今でもここの小さなお
 
店に来るとか。… その店に行きました。シュワルツネッガーの
 

若い頃の写真がいっぱいです!! でした。

 
やはり好男子!! でしたね。
 
   
   
   
   
「Bockstein」駅にて
この駅(ベックシュタイン)からカートレインに乗ります。
山岳を突き抜けるトンネルを抜け、モルタレー氷河へと向かいました。
   
   
   
 
   
カートレイン 乗客は別の車両に
きょうは、クルマごとカートレインに乗せて
クルマに乗ったまま移動します。
モルタレーグレーシャー(氷河)を滑りに出掛けました。
標高3000メートルのモルターグレーシャーへ40分ほどです。
   
 
   
旅客用高速電気機関車 Class1216 車両積載専用車両
いかにもあちら風の顔をした機関車ですね。
クルマはこんな風に乗りますが、乗客は客車に乗ります。
オーストリア国鉄(OBB)が作っている機関車です。
標高2000メートルほどをくり貫いたトンネルを幾つか
 
抜けると再び道路へ、山岳地帯はクルマが走れる道は無いのです。
   
客車の内部の様子
車載専用車両とは別に客車が用意されていました。
車窓からの景色をご覧になって下さい。

   
   
車窓からの景色(1)
窓の外はいかにも … ヨーロッパ の感じの景色が流れます。
民家の中にひとつ大きな建物がありますが、ペンションでしょうか(?)ねぇ。
   
   

車窓からの景色(2)

山間にのどかな感じの美しい景色が流れます。

集落、民家、とにかく歴史を感じます。オーストリア全体が "世界遺産" ですね。

   
   
   

ケーブルカーの中の様子

ふもと(麓)から全行程がトンネルです。その中をケーブルカーで標高3000mのモルタレー氷河エリアへと向かいました。

以前、アメリカのベイル・ブリッケンリッジで4000m地点から滑った事があります(前夜からダイアモックスを服用)が、

今回も念のため(高山病)コップで水を一杯飲んでからの滑り出しです。

   
   
   
麓からケーブルカーで標高3000メートルのモルター氷河へ。 あいにくの天候と相成って
  どこが "空" だか "崖" だか "コース"…だか 区別がつかない !!
   
   
まるで、雲の中へ吸い込まれてゆくようです。 平衡感覚がぶっとんで、滑ってるんだか、停まってるんだ
  か … 。足許は鏡の上を滑っている様 … 。カナダ ウィ
  スラーでの氷河を滑走するのとはずいぶん勝手も感覚も違
  いました。こりゃ気色悪い … 。
   
   
   

ちょっと ポーズ

青空を仰いでちょっとポーズをとってみました。

青く晴れ渡った空と山並み、いいコントラストのゲレンデですね。

   
   
   
   
実際の現地での景色はすごいんです。
   
   
   
   
   

スキー場のレストラン(1)

レストランの内部の様子です。

日本と違ってずいぶんと豪華な "内装" と "造り" です。

   
   
   
トイレへ行くのにお急ぎの方は右側の滑り台を滑って行きます。 滑る時はいいけど、急いでいる訳ですから …

かえって、チビリそうな気も … !!

着地した瞬間が心配です。
   
   
   
   
   
   
   
   

スキー場のレストラン(2)

ゲレンデの中のレストラン入口です。 上の写真のレストランとは別のレストランです。

ちょっと 日本のゲレ食堂と違いますね。

どこも、ほんとうに 立派なんですよ。

   
   
   
レストランの窓からの景色です。 レストランの窓からの景色です。

とても良い眺めなんです。

窓にはめ込んだ風景画の様でした。

   
   
   
   
   
滑り降りた麓(ふもと)からケーブルカーで再登坂します。 この景色は記憶に残りそうです。

麓からホテルへバスで帰った方もいました。

 
   
   
   
遠くの街並み、教会が印象的でした。
 
   
   
   
   
   
帰路につきます。

   
   
ザルツブルグからウイーンまでは
 有名(?)な ボンバルディアの双発機で飛びます。
   
   
   
   
 
車輪は控えめで、クルマのタイヤのようでした。
 
   
   
ウィーンから日本へ 機内からのワンショットです。
オーストリア 良かった、美しかった、また来たいです。